ワイルド・レンジ 最後の銃撃

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1882年のアメリカ大西部。大自然の中で、牛を追う4人の男たちがいた。草原から草原へと自由気ままに移動しながら牛を育てる”フリー・グレイザー”をしているのだ。「ボス」と呼ばれるリーダーのスピアマン、その右腕で銃の名手のチャーリー、気の優しい料理人のモーズ、メキシコ人バトンの4人。買い物に出かけたモーズが帰ってこないので、ボスとチャーリーは近くの町ハーモン郡へ出かける。すると、モーズは商店で暴れたとして留置所に入れられていた。そして、顔役である牧場主のバクスターから町を出て行くよう強要される。もはや“フリー・グレイザー”の時代ではないというのだ。ある日、遠くから彼らを威嚇する4人の白覆面の男たちを発見する。その夜、ボスとチャーリーは森の中で白覆面の男たちを痛めつけるが、キャンプ地へ戻るとモーズは撃ち殺され、バトンは重傷を負っていた。バトンを幌馬車に乗せてハーモン郡の医院へ連れて行き、治療を受けさせた2人は、バクスターとの対決を決意する。町の人々は2人に同情的だったが、バクスターの言いなりである保安官や手下のガンマンたちの強権政治に慣れきっていた。雨上がりの朝、襲ってきた保安官たちを逆に縛り上げた2人は、バクスターに挑戦状を叩き付けた。ボスとチャーリーは、たった2人で決斗の場へ向った。

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